【2024年度版】世界最大の豪華客船ランキングTOP30|【クルーズコンサルタントが解説】クルーズ船を大きさ順に並べたら分かること

この記事では世界の豪華客船の大きさや就航年数を並べ、世界のクルーズ事情をなんとなく理解することができます。

2024年度版クルーズ客船の大きさランキングを見ていきましょう。

現在就航する最大の船は、2024年1月に就航したばかりの「アイコン・オブ・ザ・シーズ」。なんと25万トンです。

ランキングの最後には日本船の飛鳥Ⅱとにっぽん丸を比較のため掲載していますが、日本船最大は飛鳥Ⅱでおよそ5万トンです。

なので「アイコン・オブ・ザ・シーズ」は日本最大級の船の5倍の大きさなんです。

 
にゃんこ
世界の豪華客船の大きさすんげええええな!どうなってんだこりゃ!!
 
みったまん
本当にすごいよね~。クルーズ船も日々進化していってるんだね!
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世界の豪華客船ランキングTOP30の全体像

クルーズ船の大きさランキングの概要

2024年2月現在、世界で運航しているクルーズ船の大きさトップ30はこれだ!!

順位船名運航会社総トン数乗客定員就航年
1アイコン・オブ・ザ・シーズロイヤル・カリビアン・インターナショナル250,8005,6102024年1月
2ワンダー・オブ・ザ・シーズロイヤル・カリビアン・インターナショナル236,8575,7342022
3シンフォニー・オブ・ザ・シーズロイヤル・カリビアン・インターナショナル228,0815,5182018
4ハーモニー・オブ・ザ・シーズロイヤル・カリビアン・インターナショナル226,9635,4792016
5アリュール・オブ・ザ・シーズロイヤル・カリビアン・インターナショナル225,2825,4842010
6オアシス・オブ・ザ・シーズロイヤル・カリビアン・インターナショナル225,2825,4842009
7MSCワールド・エウローパMSCクルーズ215,8635,2522022
8アイーダ・コスマアイーダ・クルーズ186,3645,4642021
9コスタ・トスカーナコスタクルーズ186,3645,3262021
10アルビアP&0クルーズ184,7005,2002022
11MSCエウリビアMSCクルーズ184,0114,8382023年6月
12アイオナP&0クルーズ184,0005,2002021
13カーニバル・セレブレーションカーニバル・クルーズ・ライン183,9005,2822022
14アイーダ・ノヴァアイーダ・クルーズ183,9005,4002018
15カーニバル・ジュビリーカーニバル・クルーズ・ライン182,8005,3742023年12月
16コスタ・スメラルダコスタクルーズ182,7006,5222019
17マルディ・グラカーニバル・クルーズ・ライン181,8085,2822021
18MSCビルトウォーサMSCクルーズ181,5414,8422021
19MSCグランディオーサMSCクルーズ181,0005,3002019
20サン・プリンセスプリンセス・クルーズ177,8824,3002024年2月
21MSCビルトウォーザMSCクルーズ177,0004,8422021
22MSCベリッシマMSCクルーズ171,5984,2002019
23MSCメラビリアMSCクルーズ171,5894,4882017
24MSCシーショアMSCクルーズ170,4124,5402021
25MSCシースケープMSCクルーズ169,4003,2962022
26スペクトラム・オブ・ザ・シーズロイヤル・カリビアン・インターナショナル169,3794,2462019
27オベーション・オブ・ザ・シーズロイヤル・カリビアン・インターナショナル168,6664,1802016
28アンセム・オブ・ザ・シーズロイヤル・カリビアン・インターナショナル168,6664,1802015
29クアンタム・オブ・ザ・シーズロイヤル・カリビアン・インターナショナル168,6664,1802014
30ノルウェージャン・ブリスノルウェージャン・クルーズライン167,8004,0042018
飛鳥Ⅱ郵船クルーズ株式会社50,4448722006
にっぽん丸商船三井客船株式会社22,4724001990

※乗客定員は1部屋2名の場合です。

ランキングから分かるクルーズ市場の変化

とりあえずまず表を見て分かるです。

  • ロイヤル・カリビアン・インターナショナル社(以下ロイヤルカリビアン)が上位6位までを独占していること。
  • MSCクルーズの船も上位に沢山ランクインしていること。
  • 2021年ごろから新しい船が次々と運行している。
  • 今どこの船会社に勢いがあるか何となく分かる。

ロイヤルカリビアンとMSCクルーズがここ数年新造船を作りまくっています。

「〇〇・オブ・ザ・シーズ」という船は全てロイヤルカリビアンです。

世界的にクルーズ市場はコロナ禍を挟みましたが、全体的には右肩上がりの傾向と言われています。

[世界のクルーズ人口]

2019年の世界のクルーズ人口は2970万人だったが、コロナ禍で2020年は580万人、2021年480万人にまで落ち込んだ。年後半に運航が再開した2022年は2040万人まで急回復。今後は2023年3150万人、2024年3600万人、2025年3720万人、2026年3850万人、2027年3950万人に達するとCLIAは予測している。

https://www.cruise-mag.com/news/27817

年々大きくなるクルーズ船の大型化は、大型化によって乗客数が増えるため価格競争力の向上と、ニーズの多様化による施設やアミューズメントサービスの拡充かと思っています。

ロイヤル・カリビアンが上位6位までを独占していますが、ここにクルーズ市場における客層の変化などを垣間見ることができるのではないでしょうか。

クルーズの客層は昔はお金持ちや時間にゆとりのあるシニアが参加するものと思われていましたが、現代ではファミリーや若年層、ひとり旅と年々変化していっているため、ジップラインやロボットバーテンダー、屋外の壮大なシアターなどアイデアを凝らした施設がどんどん搭載されていきます。

年々変わりゆく客層の変化に対応すべく船内の施設やサービスも変化をさせていっているのが想像できます。

ロイヤルカリビアンは、大きさで上位を占めている「オアシスクラス」、そして25万トンの「アイコンクラス」サイズという22万トンを超える客船をここ数年連続して造船中です。

2024年、2025年には更に新しい船が運航する予定になっていますし(2024年7月に23万トンのユートピア・オブ・ザ・シーズ、2025年8月に25万トンのスター・オブ・ザ・シーズを予定)、材料を一括発注することによる一船あたりのコストダウンを考えているのかもしれません。

またアメリカにおけるクルーズ市場の更なる拡大が背景にはあるものとも想像できます。

MSCクルーズもこのところ毎年のように新造船を発表していました。

MSCクルーズでは2016年に保有客船を倍増させる計画を発表しており、2017年~2022年の間に7隻の次世代型客船を次々と投下しました。

これも材料の一括仕入れなどによってコストダウンを狙っているのではないかと思っています。

最新客船がもつ魅力とは

各社もちろん昔の船も多く運航していますが、僕はクルーズが初めての方ほど新しい船に乗られることをお勧めしています

なんたって設備が斬新で充実しているから。

最近客船に搭載されている施設などは、洋上にいることをもっと楽しめるような施設を充実させて来ていると思っています。

最新のテクノロジーを駆使し、予想の斜め上を通って度肝を抜かされます。

これが船上の上なのか!と。

クルーズ旅行は船自体も目的の一つになりますから、もちろんのこと施設は充実している方が嬉しいですよね。

また僕は古い船に乗るとどうしても客室の水回りが気になってしまうので、その点も新しい船の方が嬉しいですよね。

例えば、2021年に就航したマルディ・グラではジェットコースターを楽しむことができます

クレイジーにもほどがありますね。

セレブリティ・クルーズでは、船の外に大きく突き出した全長約30mの可動式オープンデッキが付いています。なんとデッキ16からデッキ2までを上下に行き来することができます。

セレブリティ・エッジ(画像参照:クラブツーリズム)

しかしながら、さほど新しくない船にもメリットはあるんですよ。

比較的船のサイズが小さいので、珍しい小さな港に寄港することができます

あまりに大きい船は、船底が岩礁に乗り上げるなどのリスクがあるため、全てが全ての港に寄港できるわけではありません。

小さな船はそのフットワークを生かした面白い航路を巡ってくれる点は評価すべき点でしょう。

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まとめ

この記事では、世界の豪華客船を大きさ順にトップ30までご紹介しました。

世界では驚くほどのスピードで、毎年のように新しい船が就航していきます。

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