

ハネムーンクルーズに憧れはあるものの、「後悔しない?」「高すぎない?」「日本船と外国船の違いが分からない」と迷っていませんか。実は、ハネムーンクルーズの後悔は“想定外”ではなく“事前整理不足”から生まれるケースがほとんどです。この記事では、後悔しやすいポイントと向き不向きを整理し、本当に自分たちに合う選択かを冷静に判断できるように解説していきます!!
ハネムーンクルーズは本当に後悔するのか
「後悔しそう」と感じるのはなぜか
結論から言うと、ハネムーンクルーズは「良し悪しが分かりにくい」旅行です。
ホテル滞在とも周遊旅行とも違い、移動・宿泊・食事が一体化しているため、想像しづらい側面があります。
さらに「一生に一度の新婚旅行」という特別感が、期待と不安を同時に膨らませます。
その結果、少しの不明点でも「後悔するかもしれない」という感情につながりやすくなります。
実際に多い後悔パターンは事前に決まっている
多くの後悔は、想定外の出来事ではありません。
原因は「調べ不足」「前提整理不足」に集約されます。
例えば、日数の長さを理解していなかった、船内での過ごし方を想像できていなかった、船の国籍による雰囲気の違いを把握していなかった、などです。
つまり、後悔は避けられないものではなく、事前に防げる性質のものだと言えます。
ハネムーンクルーズを検討するときに多くの人が不安に感じること
高そうに見えるが実際はいくらかかるのか
結論から言うと、クルーズは「見えにくいが、総額は読みやすい旅行」です。
旅行代金に宿泊・移動・食事が含まれるため、現地での追加出費は限定的です。一方で、船内ドリンク代や有料レストラン、寄港地観光などは別料金になることもあります。
また、日本発着か海外発着かで航空券の有無が変わります。総額で比較しないと「高い・安い」の判断を誤りやすい点は注意が必要です。
日数が長すぎて現実的ではないのでは
クルーズは7泊以上の航程も多く、有給や仕事復帰を心配する声は少なくありません。
ただし、毎日移動する旅行と違い、荷造りや長距離移動がほぼ不要です。
体力的な消耗は想像より少なく、「長いけれど楽だった」と感じる人も多いのが特徴です。日数の長さ=疲労とは限らない点は、誤解されがちなポイントです。
船の中で退屈しないか
「海の上で何日も過ごして気まずくならないか」という不安はよく聞かれます。
実際には、ショーやスパ、ラウンジなど選択肢が多く、常に二人一緒でいる必要はありません。
適度な距離感を保てる“逃げ場”があることが、船旅の安心感につながっています。
海外・日本船・外国船の違いがよく分からない
選択肢が多すぎること自体が、不安の原因になります。
日本船は言語やサービス面で安心感が高く、外国船はスケール感や国際的な雰囲気が魅力です。
どちらが優れているかではなく、「自分たちの不安を減らせるのはどちらか」という視点で整理することが重要です。
ハネムーンクルーズで後悔しやすい人の特徴
旅行に「詰め込み感」を求めるタイプ
結論から言うと、短時間で多くを見たい人には不向きです。
クルーズは寄港地滞在時間が限られ、毎日観光地を巡る旅行とは性質が異なります。
観光量を最優先し、常に移動していたい人は、物足りなさを感じやすい傾向があります。
非日常より効率やコスパを最優先する人
時間単価や移動効率を重視する人も、満足度が下がりやすいです。
クルーズの価値は、移動そのものを楽しむ点にあります。
「この時間でどれだけ観光できたか」を基準にすると、評価が厳しくなりがちです。
パートナーと旅行スタイルのすり合わせができていない場合
最も後悔につながりやすいのが、このケースです。
一方は豪華さや特別感を重視し、もう一方は不安を減らしたい。
この認識差を放置したまま決めると、旅先で違和感が表面化します。
クルーズ選びでは、目的の共有が何より重要です。
それでもハネムーンクルーズが「最高の思い出」になる人もいる
移動そのものを楽しめるカップル
結論から言うと、クルーズは「移動時間を削りたい人」ではなく、「移動を含めて旅と捉えられる人」に向いています。
ホテルを変えずに次の目的地へ向かえるため、荷物整理や移動ストレスがほとんどありません。
新婚旅行で体力や段取りに神経を使いたくないカップルほど、この構造は大きなメリットになります。
観光より「一緒に過ごす時間」を大切にしたい人
クルーズは、観光量よりも“滞在の質”を重視する旅です。
予定に追われず、デッキで海を眺める時間や、食事の余韻を楽しむ時間が自然に生まれます。
「何を見たか」より「どう過ごしたか」を大切にしたい人ほど、満足度は高くなります。
海外に不安があるが、特別感は妥協したくない人
海外に行きたくない、パスポートを持っていない。
それでも「ハネムーンらしい特別感」は欲しい——そんな条件を同時に満たす選択肢が、日本船のクルーズです。
実際に、新婚旅行でにっぽん丸の沖縄クルーズを選んだケースでは、
「海外に行かなくても、十分すぎるほど非日常だった」「移動の不安がなく、純粋に二人の時間に集中できた」という実感がありました。
これは感情的な満足ではなく、
不安要素(言語・移動・治安)を先に取り除いた結果、体験の質が上がったという判断の積み重ねです。
ハネムーンにおいて重要なのは、行き先の派手さよりも、安心して楽しめる設計かどうかだと言えます。
日本船と外国船ではハネムーンの体験がまったく違う
日本船は「安心と丁寧さ」を重視した設計
結論から言うと、不安を最小限にしたいカップルには日本船が向いています。
船内は日本語対応が基本で、食事や接客も日本人の感覚に合う設計です。
乗客層は落ち着いており、静かに過ごしたいハネムーンには相性が良い傾向があります。
一方で、派手さや賑やかさは控えめです。
外国船は「非日常感とスケール」を楽しむ旅
外国船の魅力は、圧倒的なスケール感です。
大型シアターやプール、エンターテインメントが充実しており、船そのものがリゾートになります。
国際色豊かな雰囲気は、海外旅行の高揚感を強く感じさせます。
客船によっては、英語表記が中心になり、サービスの感覚も日本とは異なります。
日本発着という選択肢がちょうどいい人
海外に強い不安はあるが、日本船では物足りない。
そんな場合は、日本発着の外国船が現実的な折衷案になります。
長距離フライトを避けつつ、外国船の非日常感を体験できます。
パスポート取得だけで選択肢が広がる点も、説得材料として使いやすいポイントです。
ハネムーンクルーズを選ぶ前に整理しておくべき3つの前提
二人で「何を重視する旅か」を言語化できているか
結論から言うと、ここが曖昧なまま決めると後悔しやすくなります。
非日常感なのか、安心感なのか、観光量なのか。
どれを優先するかによって、選ぶべきクルーズは大きく変わります。
「なんとなく良さそう」で進めるより、重視ポイントを一度言葉にすることが重要です。
日数と予算の上限を先に決めているか
クルーズは選択肢が幅広いため、条件を決めないと迷い続けます。
先に日数と総予算の上限を決めておくことで、比較が一気に楽になります。
この整理ができていないと、「もっと良いものがあるかも」という迷いが残りやすくなります。
「合わなかった場合」の代替案を持っているか
ハネムーンはやり直しがきかないからこそ、不安が強くなります。
だからこそ、クルーズ以外の案も並行して考えておくと、心理的な余裕が生まれます。
比較対象を持つこと自体が、後悔を減らすための保険になります。
クルーズ以外のハネムーンも一度比較してから決めたい人へ
クルーズを選ばない判断も「正解」になり得る
結論から言うと、クルーズを選ばないこと自体が失敗ではありません。
ハネムーンは「特別感の形」が人によって違います。
ビーチリゾート、周遊型旅行、温泉旅館など、クルーズ以外にも満足度の高い選択肢はあります。
比較したうえでクルーズを外す判断ができれば、それは納得感のある決断です。
一生に一度だからこそ、比較して決める価値がある
クルーズは合う・合わないがはっきり分かれる旅です。
だからこそ、最初から一択に絞らず、複数案を並べて考えることが重要です。
比較することで「なぜクルーズに惹かれているのか」「何に不安を感じているのか」が明確になります。
複数のハネムーン案を一括で見てから決める方法
個別に調べるのが負担に感じる場合は、比較サービスを使うのも一つの手段です。
例えばタウンライフのようなハネムーン比較サービスでは、
クルーズを含めた複数の旅行プランをまとめて検討できます。
押しつけではなく、「判断材料を増やすための補助線」として活用すると、後悔しにくくなります。
よくある質問(ハネムーンクルーズQ&A)
ハネムーンクルーズは気まずくならない?
結論から言うと、気まずくなりやすい旅ではありません。
船内にはラウンジやスパ、デッキなど選択肢が多く、常に二人で行動する必要がないからです。
「少し一人になれる時間」が自然に確保できる点は、長い旅だからこその安心材料です。
海外未経験でも外国船は大丈夫?
海外未経験でも、日本発着の外国船であれば現実的です。
長距離フライトや現地移動がなく、船内で完結する時間が長いため、不安要素は限定されます。
ただし、英語表記やサービス文化の違いはあるため、完全な安心感を求めるなら日本船の方が向いています。MSCベリッシマやダイヤモンド・プリンセスといった外国船による日本発着クルーズは、日本語での表記も充実しています。
地中海やエーゲ海クルーズは初心者向け?
結論から言うと、クルーズ自体が初めてのハネムーンにはハードルが高めです。
移動距離が長く、日程も10日以上になることが多いため、体力や休暇の余裕が必要です。
「まずは日本発着で体験してみる」という段階を踏む選択も、後悔を減らす方法です。
まとめ|ハネムーンクルーズで後悔しないために大切なこと
ハネムーンクルーズで後悔が生まれる原因は、クルーズ自体ではありません。
合う・合わないがはっきり分かれる旅だからこそ、前提整理と比較が重要です。
二人が重視する価値、日数と予算、不安要素を言語化できれば、後悔の確率は大きく下がります。
クルーズを選ぶか、選ばないか。どちらも正解になり得ます。
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みったまん
コーヒー好きの現役旅行会社員。お家でよくコーヒー焙煎して飲んでいます。でも趣味はお菓子作りかも(You Tube)。発見と体験のある旅行に行くことが一番の贅沢。・クルーズコンサルタント(一般社団法人 日本外航客船協会)・総合旅行業務取扱管理者(一般社団法人 日本旅行業協会)・旅程管理主任者(国内・海外)・コーヒーソムリエ(JSFCK)・日本酒ナビゲーター





