クルーズの食事がまずいと感じる理由とは?実体験から本音を整理

クルーズの食事はまずい?と検索してしまったあなたへ。結論から言うと「船による」が正解です。ただし、多くの場合はまずいのではなく期待とのズレが原因です。過去の乗船経験をもとに、本音で整理していきます。

毎日ビュッフェで飽きるって本当?

外国船だと和食ないんじゃないのか?
「クルーズの食事がまずい」は本当か?販売現場で感じたリアル
結論から言うと、クルーズの食事は「まずい」と言い切れるものではありません。
過去販売現場で多くのお客様と接してきましたが、全体としては「満足」という声のほうが多い印象です。
ただし、不満の声がゼロになることもありません。
その差はどこで生まれるのか。そこを整理することが、不安解消の近道です。
実際は満足の声のほうが多いという印象
過去にクルーズ商品を販売していた頃、乗船された方に帰着後の感想を直接聞く機会が度々ありました。
「思っていたより良かった」
「量も種類も十分だった」
このような声は珍しくありません。
特に日本発着クルーズでは、日本人の味覚を意識したメニューが多く、極端な不満は出にくい傾向があります。
まずいというより、「普通に満足」という評価が中心だと思います。
それでもまずいと言われる理由
では、なぜ「クルーズの食事はまずい?」という検索が生まれるのでしょうか。
理由は主に三つです。
1つ目は期待値が高すぎること。
高額な旅行=高級レストラン級と想像すると、ギャップが生まれます。
2つ目は味付けの方向性。
外国船はボリューム重視で、味がはっきりしています。繊細な和食基準だと合わない場合があります。
3つ目はビュッフェへの誤解。
毎食コース料理と思い込んでいると、印象が変わります。
満足と不満が分かれる分岐点とは
満足する人と不満に感じる人の分岐点は、「何を求めて乗るか」です。
・非日常の雰囲気を楽しみたい
・料理の種類を楽しみたい
このタイプは満足しやすいです。
一方で、
・料亭レベルの和食を期待している
・毎食感動体験を求めている
このタイプは厳しくなりがちです。
クルーズの食事は、方向性を理解すれば十分楽しめます。まずいかどうかではなく、自分に合うかどうかが本質だと思います。
ダイヤモンド・プリンセスの食事はなぜ評価が安定しやすいのか
結論から言うと、ダイヤモンド・プリンセスは日本発着クルーズの歴史が長く、日本市場に最適化されてきた船です。その積み重ねが、食事評価の安定につながっています。
ダイヤモンド・プリンセスは2014年から日本発着クルーズを継続しています。長崎で建造された約11万トン級の客船で、日本語対応スタッフや日本式大浴場「泉の湯」など、日本人向けの設備と運営体制が整っています。横浜を母港とするシーズン運航を重ねる中で、日本人乗客の嗜好を反映してきました。
その結果、食事も「極端に外さない構成」になっていると感じます。
日本発着ならではの安心感
日本発着の乗客は日本人が中心です。その前提でメニュー設計がされています。
ビュッフェには和食コーナーがあります。朝はご飯や味噌汁が用意されることが多いです。
洋食中心の外国船でありながら、日本人が困りにくい構造になっています。これが安心感につながっています。
和食があることで不満が出にくい
販売現場で感じていたのは、和食の存在が心理的な支えになっている点です。
たとえ洋食が合わなくても、
・ご飯がある
・味噌汁がある
・煮物など和風メニューがある
この選択肢があるだけで不満は大きく出てきません。料亭レベルを期待すると話は別ですが、「食べ慣れた味が船の中にある」ことが満足度を安定させていると思っています。
実際に過去何度か乗船して感じた強みと弱み
ダイヤモンド・プリンセスの強みはやはり安定感でしょう。メインダイニングは大きく外れません。
弱みは、毎日が感動レベルの料理ではない点です。高級レストラン基準で比べると物足りなさを感じる人もいます。
ダイヤモンド・プリンセスは「大失敗が起きにくい船」です。安心型という位置づけが、評価の安定につながっていると思います。
MSCベリッシマの食事はなぜ賛否が分かれるのか
結論から言うと、MSCベリッシマは満足する人も多い一方で、味の方向性によって評価が分かれやすい船です。
販売現場で多くのお客様の感想を聞いてきました。その傾向から整理します。
MSCはイタリア系のクルーズ会社です。
料理も多国籍色が強く、ボリューム感があります。ここが評価の分かれ目になります。
ボリュームと味付けの方向性
MSC系は、量が多く味がはっきりしています。肉料理やパスタはしっかりした味付けです。
満足する人は「豪華」「食べ応えがある」と評価します。一方で、繊細な和食基準で比べると「大味」と感じる人もいます。
まずいというより、方向性が明確です。好みが合えば満足度は高い傾向があります。
満足する人と合わない人の違い
満足しやすいのは、
・多国籍料理が好きな人
・量を重視する人
・非日常感を楽しみたい人
このタイプです。
合ないと感じやすいのは、
・和食中心の食生活
・出汁の繊細さを重視する人
味の善し悪しではなく、基準の違いが大きいです。
日本人が誤解しやすいポイント
販売現場でよくあった誤解は、「外国船=和食がない」という思い込みです。
実際には、何らかの形でご飯や和風メニューが用意されることが多いです。ただし、日本船のような完成度を期待するとギャップが生まれます。
もう一つの誤解は、「高級=毎食感動級」という期待です。カジュアル船であるMSCクルーズは、楽しさや演出も含めた体験型の船です。
食事単体で評価するより、船全体の雰囲気と合わせて判断していただくのがいいと思います。
クルーズでの食事がまずいと感じる人の共通点
結論から言うと、「まずい」と感じる人には共通点があります。
味そのものよりも、比較基準と期待値が影響しています。
過去にお客様の感想を聞いてきた中で、評価が厳しいなと思う傾向ははっきりしていました。
高級レストラン基準で比較している
クルーズは決して安い旅行ではありません。
そのため「高級レストラン級」を想像する方もいます。
しかし多くのクルーズ船は、何千人分を同時に提供する超大型ダイニングです。
一皿ごとの繊細さよりも、安定供給が重視されていると思います。
料亭やミシュラン基準で評価すると、物足りなさを感じやすくなります。
毎食コース料理を想像している
初クルーズの方に多いのがこの誤解です。
パンフレットの写真はメインダイニング中心です。
そのため「毎食コース料理」と思い込む方もいます。
実際は、
・朝と昼はビュッフェ中心
・夜はメインダイニングが基本
この構成が多いです。
ビュッフェをどう楽しむかで満足度は変わります。
想像とのズレが「まずい」という感想につながる場合があります。
和食前提で期待している
日本人の方に多いのがこのパターンです。
毎日和食が完璧に提供される前提で乗船すると、評価は厳しくなります。
外国船はあくまで多国籍料理が中心です。
ご飯や味噌汁は日によって用意されることが多いです。しかし日本船と同じ完成度ではありません。
和食を主食として考えるか、選択肢の一つと考えるか。この違いが満足と不満の分岐点になります。
食事が美味しいクルーズ船はどれ?満足傾向から見たタイプ別整理
結論から言うと、「どの船が一番美味しいか」という単純な順位付けはできません。
満足しやすい船は、重視するポイントによって変わります。
和食の安定感を重視するなら日本船が評価されやすい
和食を重視する方には、当然のことながら日本船が安定しやすい傾向があります。
にっぽん丸や飛鳥Ⅱは、和食の完成度が高いと感じる方が多いです。
味付けも繊細で、日本人の基準に近い構成です。
「毎日食べても疲れにくい」
この評価が安定感につながっています。
食事重視で安心を求めるなら、日本船は有力な選択肢です。
ダイヤモンド・プリンセスは日本人基準に寄せた安心型
外国船でありながら、日本市場向けに最適化されています。そのため評価は比較的安定していると考えます。
和食コーナーの存在や味付けの調整が、安心材料になります。
極端な不満が出にくい構造です。
「外国船が気になるが不安もある」
この層にはバランス型として選びやすい船です。
ロイヤル・カリビアン社の客船は体験重視型で食事は好みが分かれる
「◯◯◯オブ・ザ・シーズ」に代表される客船を有するロイヤル・カリビアン社は、エンタメ性の高い船です。
食事もボリュームや演出が特徴です。
満足する人は「楽しい」「豪快」と評価します。
一方で、繊細な味を求める人は物足りなさを感じます。
食事単体より、船全体の体験を楽しめる人向きです。
MSCは満足度は高いが味の方向性で評価が割れやすい
MSCクルーズは、満足の声も多い客船です。
ただし味の方向性が明確です。
ボリュームがあり、味付けははっきりしています。
多国籍色も強めです。
合う人には高評価。
合わない人には大味と感じられる場合があります。
順位ではなく、自分の基準に合うかで判断するのが正解です。
外国船でも和食は食べられる?実際に多かった不安と現実
結論から言うと、日本発着クルーズならば外国船でも和食は何らかの形で提供されることが多いです。
ただし、「どのレベルを期待するか」で満足度は変わります。
昔よく聞かれた質問の一つが、「外国船って和食ないですよね?」という不安でした。
味噌汁やご飯がないという誤解は多い
まず誤解されがちなのが、「和食が一切ない」という思い込みです。
実際は、
・ご飯
・味噌汁
・和風のおかず
このような選択肢が用意されるケースが多いです。
特に日本発着クルーズでは、日本人乗客を意識したメニュー構成になっています。
毎食完璧な和定食が出るわけではありませんが、困るほどではありません。
和食の質に期待しすぎるとギャップが生まれる
問題になるのは、「和食の完成度」をどこまで求めるかです。
日本船は当然ながら日本人による和食の専門スタッフがいます。味付けも盛り付けも繊細です。
一方で外国船の和食は、あくまで多国籍メニューの一部です。
出汁の深みや盛り付けまで求めるとギャップが出ます。
「ある」ことと「満足できる」ことは別問題です。
ここを理解していれば失望は小さくなります。
長期クルーズほど和食の安心感が重要になる
3泊4日程度であれば、洋食中心でも問題ない方が多いです。
しかし7泊以上になると、食の安心感が重要になります。
特にシニア層は、味の刺激よりも安定を求める傾向があると思います。
胃に優しい食事があるかどうかは大きな判断材料です。
長期クルーズを検討する場合は、和食の選択肢を事前に確認することをおすすめします。
よくある質問
昔実際によく聞かれた質問を整理します。
「クルーズの食事はまずいですか?」と不安になる方の多くが、同じポイントで迷っています。
Q1 クルーズは毎日同じ料理で飽きますか
結論から言うと、基本的には飽きにくい構成です。
メインダイニングは日替わりメニューです。
ビュッフェも料理は入れ替わります。
ただし、料理のジャンルは似た傾向になります。
洋食中心の船では、味の方向性が近く感じることもあります。
飽きるかどうかは、選び方次第です。
ビュッフェをうまく使い分けられる人は満足しやすい傾向があります。
Q2 ダイヤモンド・プリンセスの食事はまずいのですか
まずいと断言できる内容ではありません。
日本発着クルーズの歴史が長く、日本人向けに調整されています。大きく外れることは少ない印象です。
ただし、毎食が高級レストラン級かと言われると別問題です。安定型と考えるのが近い評価です。
Q3 有料レストランを使えば満足度は上がりますか
満足度は、絶対に上がります。
どの客船でもスペシャリティレストランは、
・食材の質
・サービス
・演出
この点が強化されています。
食事重視の方は、クルーズ中に1〜2回利用するのも一つの選択肢です。
毎日利用する必要はありません。
Q4 日本船と外国船は食事でどれくらい差がありますか
方向性の違いが一番大きいです。
日本船は繊細で安定型。
外国船はボリュームと多国籍色が強めです。
どちらが上かではなく、基準の違いです。
和食を重視するなら日本船が安心しやすい傾向があります。
まとめ:食事不安を整理すると見えてくる自分に合う船
「クルーズの食事はまずい?」という不安の多くは、味そのものよりも期待値とのズレから生まれます。
日本船は安定型、外国船は方向性が明確な振れ幅型という傾向があります。
まずいかどうかではなく、自分が何を重視するかで選ぶ客船は変わってくるのではないでしょうか。この記事がみなさんの参考になれば幸いです。
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みったまん
コーヒー焙煎が好きな現役旅行会社員。…でしたが、今は9ヶ月の息子に全力で人生を持っていかれ中。可愛すぎて、もはや恋人枠。パートナーのために作ったお菓子で、なぜか家族全員が成長中。旅先では景色より「体験」に感動するタイプ。このブログでは、実体験をベースに旅の楽しさを発信しています。── 保有資格・経歴 ──・総合旅行業務取扱管理者・旅程管理主任者(国内・海外)・クルーズコンサルタント・コーヒーソムリエ・日本酒ナビゲーター



