- クルーズ
- 2025年10月18日
三井オーシャンフジ就航で変わるクルーズ体験!船体、食事と飲み物、サービスの3つの観点でにっぽん丸と比較してみた
にっぽん丸の“和の船旅”を愛してきた旅好きのあなたへ。にっぽ……

クルーズのランクとマーケットをピラミッド型の図にしてみました。昔はブティッククラスがラグジュアリーに含まれ3クラスでしたが、最近は北米マーケットを見本にし、今やグローバルな基準になりつつある4クラスに分かれています。最近はヨットや、帆船、リバークルーズも多く商品化され多様化しています。

参考:一般社団法人 日本外航客船協会(https://www.jopa.or.jp/index.html)
実は明確な基準があって分けられているわけではないのです。しかしながら、ホテルも価格や目的に合わせてシティホテル、リゾートホテル、ビジネスホテルとあるように、客船も分けられています。
判断基準の目安となっている指標はあります。
一般的には、船が大きいほど乗客が多くなるため、1人当たりの乗組員数も減り、料金が安くなる傾向があります。
そのため、マーケット的にもピラミッドの土台を形つくるようにパイが大きくなります。
なぜかというと、理由は2つ。
上の表は、あくまで一般的なざっくりとしたランク分けということで考えてください。
これから客船のランクを紹介します。
主にその船会社がそのランクにはまれば、そこの船会社が所有する客船はほぼほぼそのランクに当てはまります。
ブティックやラグジュアリークラスの客船が良いというわけではありません。
例えば、オトナな雰囲気を楽しみたければラグジュアリー以上、最新型の船内設備やエンターテイメントを家族で楽しみたければカジュアルクラスを選ぼう、という感じで客船を選んでいこう。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
日本・海外発着クルーズの豊富なラインナップ
まずは最上級クラスです。
非常に高価な客船が多く、訓練を十分に受けたスタッフより手厚いサービスを受けることができます。
アルコール類飲み放題や寄港地観光(ショアエクスカーション)の料金も含まれるなどのオールインクルーシブな値段設定になっている客船も多いです。
小型船のメリットを生かし、普段寄港することの少ない極地や秘境にも入っていくことができます。
南極クルーズもこの分類が多いですね。
日本の方に人気の船会社だとキュナードラインやクリスタルクルーズがこのクラスになります。
中小型客船が多くなりますが、船会社によってかなり差があります。
ウインドスターやオーシャニアは取り扱う会社によってはラグジュアリーになることもあります。



中大型客船が中心になります。
落ち着いた船内。
フォーマルナイトの日の乗客のタキシード率は航路や船会社にもよるが20~60%くらい。




大型客船が中心になり、エンターテイメント性が重視されています。
最先端の設備や、想像以上の施設に規格外の感動体験を得られるのはこのクラスです。
乗客が多くイベントや有料レストランなどは少し混雑することもあります。



日本・海外発着クルーズの豊富なラインナップ
ぱしふぃっくびいなすが残念ながら、2022年をもって現役より退きました。
残る飛鳥Ⅱとにっぽん丸は、ラグジュアリークラスと見ていいと思います。
飛鳥Ⅱは「クルーズシップ・オブ・ザ・イヤー」を獲得し続けている日本を代表するクルーズ船になります。
総トン数小柄な約5万トン。
小柄ながらパブリックスペースの数や規模は日本船の中でも充実しており、乗客1人あたりのスペースは世界トップレベルとも言われています。
にっぽん丸は、飛鳥Ⅱよりも更に小型な総トン数約2万トンサイズです。
飛鳥Ⅱやにっぽん丸クルーズ
本日は、クルーズの世界における船会社や客船によるランクとおすすめの船会社などをご紹介しました。
これを読んでいただいて、目的にあった客船を選んでいただけると跳んで喜びます。
またね~
コーヒー好きの現役旅行会社員。お家でよくコーヒー焙煎して飲んでいます。でも趣味はお菓子作りかも(You Tube)。発見と体験のある旅行に行くことが一番の贅沢。・クルーズコンサルタント(一般社団法人 日本外航客船協会)・総合旅行業務取扱管理者(一般社団法人 日本旅行業協会)・旅程管理主任者(国内・海外)・コーヒーソムリエ(JSFCK)・日本酒ナビゲーター