- クルーズ
- 2025年10月18日
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旅行って「少しでも安く行けるかどうか」が重要だよね?

最近「クルーズ旅行は安い」といった情報をよく目にするけど、本当のところどうなの?

確かに、クルーズはコストパフォーマンスが良くって、支払うお金に対する満足度はとても高い旅行なんだけど、すべてのクルーズが安いわけではなく、「外国船の日本発着クルーズ」が手頃な価格で楽しめるんだよね。今回は、お得なクルーズの典型的なパターンと、外国船が日本船よりも安い理由を説明していくぜ!
この記事では、お得なクルーズの典型的なパターンと、外国船が日本船よりも安い理由を詳しく解説します。
なぜ外国船の日本発着クルーズは安いのか
大規模な外国船は、大量の乗客を集める必要がある
日本発着クルーズは交通費が少なくて済む
外国船は、カジノや免税店で収益を確保できる
クルーズ旅行には大きく分けて2つの種類があります。
「クルーズは安い」と言われるのは、外国船による日本発着クルーズが主な対象です。
では、なぜ外国船の日本発着クルーズは安くなるのでしょうか?
その理由を3つにまとめました。
日本・海外発着クルーズの豊富なラインナップ
例えば、ダイヤモンド・プリンセスという客船が日本発着クルーズを2014年より運行しています。
ダイヤモンド・プリンセスは、日本発着クルーズを年間30本以上運航し、1回の航海で最大約2,700人を乗せることができます。
単純計算で年間約81,000人の集客が必要になります。
当然ながら、これだけの人数を確保するのは容易ではありません。
そのため、乗客を増やすために価格を抑え、多くの人に気軽に乗ってもらう戦略を取っています。
一方、日本船(にっぽん丸や飛鳥Ⅱなど)は小型で乗客数も少なく、より手厚いサービスを提供するため、価格が高くなりがちです。
海外発着のクルーズでは、まず飛行機代がかかりますが、日本発着クルーズなら横浜や神戸などの港までの移動費のみで済みます。
例えば、フライ&クルーズでヨーロッパやカリブ海クルーズに行く場合、航空券だけで数十万円かかることも。
しかし、日本発着クルーズなら、交通費を節約できる分、総費用が抑えられるというメリットがあります。
外国船には、カジノや免税店という収益源があります。乗船料を低く設定しても、船内での追加支出を見込めるため、料金を抑えることが可能です。
特にカジノは、航行中の公海上で営業が可能なため、多くの乗客が利用します。
そのため、クルーズ会社は乗客の追加消費を期待し、基本のクルーズ代金を手頃な価格に設定しているのです。
クルーズの大きな特徴は、旅行に必要なほとんどの費用がすでに含まれていることです。
つまり、クルーズは「宿泊費・交通費・食費込みのパッケージ旅行」というわけです。
しかし、一部のサービスは追加料金が発生するので注意が必要です。
クルーズは基本的な費用は込みですが、追加サービスを利用すれば、さらに充実した時間を過ごせます。
特に有料レストランやカジノ、大浴場などは一度試すとやみつきになるので、ある程度の追加予算は見込んでおくと良いでしょう。
「安い外国船 vs. 高級な日本船」、どちらを選ぶべきか迷う人も多いはず。
🟢 日本人向けの「おもてなし」や和食が充実
🟢 展望風呂が無料(外国船は基本有料になります)
🟢 スタッフ一人あたりの乗客数が少なく、手厚いサービスを受けられる。
🟢 日本船より料金が安い
🟢 食事やエンターテイメントの種類が豊富
🟢 カジノや免税店がある
どちらが良いかは、求める旅行スタイルによります。
じっくり贅沢に楽しみたいなら日本船、コスパ良く気軽に楽しみたいなら外国船がおすすめです。
「クルーズは高級な旅行」というイメージを持つ人も多いですが、実際にはコスパの良い旅の選択肢のひとつです。
特に、外国船の日本発着クルーズは手頃な価格で楽しめるので、興味のある方はぜひ挑戦してみてください!
「クルーズ旅行、ちょっと気になるかも…?」と思った方は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?
クルーズはそんなに敷居は高くないぞ!
日本・海外発着クルーズの豊富なラインナップ
コーヒー好きの現役旅行会社員。お家でよくコーヒー焙煎して飲んでいます。でも趣味はお菓子作りかも(You Tube)。発見と体験のある旅行に行くことが一番の贅沢。・クルーズコンサルタント(一般社団法人 日本外航客船協会)・総合旅行業務取扱管理者(一般社団法人 日本旅行業協会)・旅程管理主任者(国内・海外)・コーヒーソムリエ(JSFCK)・日本酒ナビゲーター